生活習慣病の予防と早期発見のために!
住民健診などで「高血圧」「高血糖」「肝機能低下」「腎機能低下」の疑いがあると診断された方は、早期に対策を行うことで重症化を防ぎ、健康な生活を維持することが可能となります。病気を予防・改善するためには、その発症の仕組みや原因を正しく理解することが非常に重要です。
市では必要に応じて、保健師や管理栄養士が専門的なアドバイス(保健指導)を行っています。
高血圧 
高血圧を放置すると、血管に常に高い圧がかかるため、血管が傷つき、もろくなったり、硬くなったりする「動脈硬化」に進行します。動脈硬化は、心筋梗塞や脳卒中などの重症化リスクを高めます。
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糖尿病
糖尿病は生活習慣病の代表的なものの一つですが、全身の血管を痛めるため注意が必要な疾患です。治療せず放置する期間が長くなったり、特に肥満・高血圧・脂質代謝異常などを併発すると、さまざまな合併症を引き起こします。
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慢性腎臓病(CKD)
慢性腎臓病とは、腎臓の働き(GFR)が健康な人の60%未満に低下するか、あるいはタンパク尿が出るといった腎臓の異常が、3カ月以上続く病気のことです。年をとると腎機能は低下していきますから、高齢者になるほど慢性腎臓病が多くなります。
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肝硬変
肝機能低下は、過度な飲酒や肥満、ウィルス感染、自己免疫疾患などが原因で起こり、放置すると肝硬変や肝臓がんに進行する可能性があります。早期発見と適切な治療が重要です。最近、生活習慣を基盤とするいわゆる脂肪肝などが進行して肝硬変や肝臓がんに至ることも増えており、注意が必要です。